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中小企業の業務改善に活用できる「くるみん認定」

次世代育成支援対策推進法において、一定の基準を満たした企業は「くるみん認定」を受けることができます。そこでくるみん認定とはなにか、目的について知らない中小企業も多いでしょう。この記事では、くるみん認定の目的、認定基準、中小企業が認定を受けるメリット・デメリットについて紹介します。

くるみん認定の目的と認定基準

くるみん認定は、厚生労働省が一定の基準を満たした企業に与える「子育てサポート企業」の証です。少子化や共働き世帯の増加に伴い、社員に対して家庭との両立を実現するよう努めている企業に用意された制度です。

くるみんマークは大きく分けて3種類用意されており、それぞれ認定基準が異なります。

くるみんマークの取得を目指している中小企業は、以下の基準を参考にしてください。

くるみんマーク

「くるみんマーク」は3つのうちで基本的な基準をクリアすれば認定されます。認定を受けるには、厚生労働省が定めた9つの基準をクリアする必要があり、以下はその一例です。

※引用元:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/pamphlet/dl/26a_004.pdf)

プラチナくるみんマーク

「プラチナくるみんマーク」は、くるみんマークを取得し、その後も優れた取り組みを継続している企業に対して与えられます。取得の基準は「くるみんマーク」より難しく、以下の条件が一例となります。

※引用元:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11900000-Koyoukintoujidoukateikyoku/0000156432.pdf)

トライくるみんマーク

「トライくるみんマーク」は2022年からスタートした制度です。「くるみんマーク」の条件よりも緩和されているため、取得しやすくなっています。以下の条件が一例です。

※引用元:厚生労働省(https://www.mhlw.go.jp/content/11900000/000948134.pdf)

中小企業が「くるみん認定」を受けるメリット・デメリット

業務効率化に繋がる

くるみん認定を受けるため、企業は育児による休業や時短勤務に対応していかなければいけません。そのために働きやすい環境の整備が進みます。そのため、業務効率化に繋がります。

人材が確保できる

労働環境が改善されくるみんマークが認定されると、企業の魅力が増しイメージ向上に繋がります。人材不足の解消や、優秀な人材の確保に繋がるでしょう。

一部社員の負担が増える

一方で、制度を導入し維持するには犠牲が伴う場合もあります。例えば、育児休業を積極的に取得することで、一部社員の負担が増えることが考えられます。

他の業務改善方法もチェック

業務改善を進めていく上で、くるみん認定の取得は一つの手段です。ほかにもさまざまな業務改善方法があるため、自社の状況に応じた改善策を選びましょう。

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